中日が立浪和義監督(53)の就任以来ワーストタイの7連敗を喫した。

最年少侍ジャパンメンバーだった高橋宏に連敗ストップを託したが、4回3失点で降板。細川の3号2ランで1点差まで詰め寄ったが、7回表に痛恨のサインミスが発生した。代打鵜飼が四球で出塁。岡林の打席ではカウント1ボール2ストライクで、鵜飼が二塁に走ったが、コースを外され岡林が空振り三振。鵜飼も刺されて同点のチャンスをつぶした。直後に岡本和にダメ押し2ランを被弾した。

「1点差でいけばチャンスはあった。あのケースで(エンドランは)なかなかない。カウントでもなかった。こっちのサインミスで、ああいう形になった。こっちの責任です」と指揮官は肩を落とした。

昨年5月25日西武戦以来の7連敗で、借金も最多「14」に膨れ上がった。「しっかり受け止めて、1週間いろいろ反省点、課題もたくさん出た。1日空くので、我々も選手もしっかり反省しないと。勝たないといい流れは来ない」。40試合消化時点での借金「14」は、高木守道監督が指揮を執った95年以来28年ぶりとなった。

▽中日高橋宏(4回6安打3失点で5敗目)「チームに迷惑をかけて申し訳ないです」

▽中日細川(6回に巨人三上から3号2ラン)「何とか、食らいついていこうと思って打ちました」

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