西武今井達也投手(25)は顔から感情が消えた。

初回、2死一、二塁。厳しいコースを突きながらもカウントを悪くし、フルカウントからロッテ安田に先制3ランを浴びた。

続く2回も8番田村にソロを浴び、これもカウント3-2からだった。何度も首をかしげた。

意気込みは強かった。22日の練習で話した。

「自分の勝ちというより、チームが勝たないといけないと思うので。現状、5位なので」

こうも言った。

「点を取られない限り、負けることはないので」

3回連続四死球の後、ポランコに適時打。走者を2人残すと、再び安田に本塁打を浴びた。2回0/3、8失点でKO。「今日は何もありません」。そう話すしかなかった。

【関連記事】西武ニュース一覧