DeNAは、天敵の巨人戸郷の攻略に向け、大砲のタイラー・オースティン外野手(31)を今季初のスタメン起用したが、不発に終わった。

オースティンは昨年10月に右肘内側側副靱帯(じんたい)修復術を受け、今季は開幕からファームで慎重に調整。イースタン・リーグ7試合に出場し、18日の広島戦から1軍に昇格し、21年10月5日の阪神戦以来の先発だったが、3打数無安打に終わった。

試合後、オースティンは「久しぶりのスタメンで緊張した。ベストを尽くし、何とかチームに貢献したかったですけど、残念です。(戸郷は)今日はどの球も素晴らしかった」と悔しさをにじませた。

オースティンのスタメン起用について、三浦大輔監督(49)は「(複数の)打席に立つっていうのもありますし、ソトも休ませるところも作らないといけないですし、このタイミングかなと思って、今日いきました」と説明した。

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