WBCで右手小指を骨折した西武源田壮亮内野手(30)が、26日のオリックス戦(ベルーナドーム)でいよいよ“開幕”を迎える。松井稼頭央監督(47)が「状態はもう聞いていますし(1軍に)合流します」と25日、明言した。

3月10日のWBC1次ラウンド韓国戦で負傷した。その後、戦列復帰し世界一に貢献したものの、3月末に帰国してからは球団方針でリハビリを最優先にしていた。2軍戦の出場を経て、受傷から2カ月半後に「西武源田」として1軍の舞台に復帰する。不動の遊撃手として、上位打線での起用が見込まれる。

チームは5月に失速し、ここまで42試合を消化し18勝24敗1分けで5位と低迷。シーズンも3割を終え、残り約100試合というところで、頼れるキャプテンが合流する。2軍戦で最終出場となった24日には「1軍の試合はずっと見てました。1軍の試合に出て勝ちたいなってずっと思ってました」と明かし「自分らしく頑張ります」と締めた。