広島が最下位中日に投打で完敗し、3カード連続負け越しとなった。先発コルニエルは4回無失点から5回に急転。先頭木下の先制ソロから一気に5点を失った。7回は林の連続失策からピンチを招いた中崎がビシエドに3ランを被弾。攻撃陣は9安打も、2点を返すのが精いっぱいだった。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。

-コルニエル投手は4回まで無失点も、前回に続きビッグイニングをつくった

新井監督 前回、今回の登板も、もう少し彼の良さである荒々しさというのも出していいんじゃないかなと見えるよね。彼には今日の映像を見直して、次に向かって準備をしてくれよと伝えました。

-打線は中日柳投手の丁寧な投球を前に、なかなか点をとれなかった

新井監督 低め低めに集まっていたと思うし、なかなか(5回の)ビッグイニングがあると、流れ的にも厳しくなるかなというところ。そこで(チーム初得点から)パッといこうとしたところでの7回かな。ちょっと流れ的に悪かったかなと思う。

-林選手の連続失策が絡んだ

新井監督 1イニングで5アウトを取らないといけないとなると、投手はすごく苦しくなってくる。ザキ(中崎)はいい球が行っていたと思います。晃汰(林)に関してはこれはエラーはあることだから。しっかり練習をして試合の中で上達していってもらいたいなと。本人もクソって思っていると思う。次のプレー、明日は、気持ちは攻めていってもらいたいと思う。

-坂倉捕手が8回途中に交代となった

新井監督 ちょっと当たり所どころが(右手首付近の)骨の方に当たっていたので、無理はさせられないのでイソ(磯村)に代えた。

-明日以降は状態次第

新井監督 明日の状態を見てになるね。病院? それほどではないと思う。

-栗林投手が2軍で実戦復帰した。1軍復帰までのめどは

新井監督 いえ。何試合投げたらとか、そのあたりは決めていない。今日投げたけど、彼が“もう行けます”と言ったタイミングでと、こちらは考えている。ファームのコーチといろいろ話し合って決めていってもらいたい。彼に任せている。