巨人が甲子園3連敗を喫し、1週間ぶりに4位転落した。3点を追う9回2死一塁の土壇場で、ブリンソンが5号2ランを放つも、あと1点が届かなかった。阪神先発の大竹の前にゼロ行進に抑えられ、攻め手を欠いた。
原辰徳監督(64)はブリンソンの1発に「この逆風の中であそこまで入れるんだから並じゃないよね」としつつ、打線全体に「もう少し援護してあげないとね」と発奮を促した。
息をのむような投手戦の展開だった。先発のグリフィンが、初回こそ不安定だったが3回以降は3度の3者凡退に抑えるなど修正。ここまで戸郷に次ぐ4勝を挙げている左腕が粘投した。しかし7回に四球絡みでピンチを招き3失点。原監督は左腕を「ナイスピッチングでした」とたたえるも、終盤に均衡が破れ、そのまま逃げ切られた。甲子園での直近3試合では0点、1点、2点と1試合平均1点に封じ込まれた。
3週間ぶりの2連敗で、蓄えた貯金はなくなった。「もう少し打線が投手陣を守るようにしないと。今は投手陣が守ってくれているから。そういうゲーム運びにしたいと思います」と原監督。交流戦前最後のゲームで伝統の一戦を制し、弾みをつける。【栗田成芳】



