開幕から無傷の4連勝を挙げていたオリックス宮城大弥投手(21)が、6回途中10安打3失点と粘投するも、7試合目で今季初黒星を喫した。

「なんとかしたい部分がありましたけど、なにもできなかったです」。4回まで毎回安打を許しながらも無失点。しかし2点の援護を受けた5回、先頭の若林から3連打を浴び、そこから同点に追いつかれた。

6回も先頭の鈴木に中前打を許し、犠打で1死一塁となった場面で降板。代わった比嘉も流れを止められず、この回に勝ち越しを許した。

球のキレも強さもあったが「やっぱり甘い球。追い込んで甘い球だったり。やっぱり甘いからこそ、ポテン打で内野安打にもなってると思います。次の登板までになんとか修正してクリアしたい」と反省点を挙げた。

プロ入りから5月は11試合負け知らずだったが“無敗神話”はストップ。「特にあんまり気にしてないです。1戦1戦大事にいけたらなと思います」。次戦は交流戦。「違うリーグ相手になりますけど、やることは変わらず、1球1球一生懸命投げたい」と前を向いた。