首位阪神が、今季最長となる8連勝で交流戦前最後のゲームを飾った。46試合を終え、31勝14敗1分け。貯金は今季最多17となった。7連勝から1敗を挟んで、今度は破竹の8連勝。今季5度目の同一カード3連勝で、直近16試合は15勝1敗と勢いが止まらない。5月は月間18勝となり、月間勝利数の球団記録まで、あと2勝。5月は残り2試合あり、タイ記録のチャンスがある。

岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。

(テレビインタビュー)

-今季初の8連勝

「おーう、そうですね」

-今日はどんな感じで試合を見ていたか

「いや、才木。前回もね、よかったんで。安心してみてましたけど。はい。今日は」

-才木は8回途中1失点、10奪三振。先発投手にもしっかり勝ちがついた

「そうですね。あの、またちょっと、なかなか点がとれなかったんですけど。まあ、今日はうまく、久々に出てきたミエセスがホームランを打って。(才木は)三振を取るから球数がねえ、多くなるんで。それは仕方ないんですけど。ほんと、今日なんかは完封をしてほしかったけど。あの1点はちょっと余分やったですね」

-ミエセスは複数安打でホームランも大きかったですね

「いや、あのう、まあ(松井は)オープン戦で(対戦が)、あったんですけど。まあ、最後の方に投げたピッチャーだったんですけど。ミエセスは1回、当たって(対戦しての意味)、サードにスライダーをいい感じで打っていたんで。昨日からミエセスは(スタメンと)決めていたんですけどね」

-同点に追いつかれたあと、ノイジー、大山も続きました

「いやいや、木浪にね。(才木は)続投させる予定だったんですけど、才木もね、あの『行きたい』ということで一致したんで。まあ木浪に絶対に塁に出ろ、と言ったら出たんで。まあ、あれは1アウトセカンドになってね。また1、2番でね、そういう形を作りたかったんで、まあ、向こうのミスもあったですけど、いい形で点が入ったと思いますね」

-連勝の中で、上位、中軸、下位としっかりつながって得点をしている

「クリーンアップも最後にやっとね。5番バッターだけ打たないけど。まあ、1人ぐらいはいいかな」

-湯浅が試合を締めた

「いや、岩崎もまたブルペンで見なかったし。3点あったんでね。今日の方が、ヒットは打たれたけど、ボールの感じは良かったと思うし、連投はしてないですけど、1日空くので、どんどん投げることによって自分の一番良いときの感覚が戻ってくると思うので、湯浅はこれからどんどん投げさせたいと思いますね」

-8連勝で5月は18勝4敗で貯金14

「いやこれは全然できすぎ、できすぎですよ、それはね。4月の貯金3つも上出来だなと思ったんですけど。形的に先発も頑張る、打線もうまく点が取れる、うまくかみ合っているのがこういう結果になっているのがこういう結果になっているんじゃないですかね」

-良い形で交流戦に向かえる

「そうですね、ええ。まあ、あんまり対戦がない(チームとの)交流戦ですけど、だから、自分たちの野球をするというか、基本でね、相手のデータもあまりないと思うので、きっちりとした野球をやっていけばいいと思いますね」

(自ら切り出し)

「言うの忘れた。(解説していた)ABC(朝日放送)で負けんで良かったって…」

 

(ペン囲み)

-才木は球数か

「そうやなあ。124、(術後)最高らしいけど、今までで。もう1人もあったけど、まあそんなに。梶谷やったら打たすかなと思たけど、中野やったら外国人出てきよるなと思たけど」

-最後は本人も投げたそうだった

「もう十分や、そんなもん。まあスリーアウトでベンチ帰るよりも、あの形の方がみんな見てくれるで。しっかりと見てくれてるよ。そういうもんや、だからな。スリーアウトやったらバー言うてるだけやけど。あこやったらみんな見てくれてるで、拍手して」

-同じ7回でも昨日の大竹は代打。今日は続投させた

「いやいや、あのホームランはなあ。左にあそこでホームランはちょっと予定外やったけどなあ。だから、まあ、当然完投能力もあるし、別に疲れてたいうわけでもないから。ちょうど100ぐらいやったんかなあ。オレも当然行かすつもりで木浪に絶対出ろって言ったんだけど、1回本人に聞いてみてって言ったら、『もう行かしてください』だったから。だからそれやったら当然ね、木浪がうまいこと塁出たからね」

-この3連戦は7回に集中打が出てる。接戦でも勝てるという自信につながってるか

「いやいや、やっぱりピッチャーが代わって、あれよ。だってブルペンピッチャーばっかりやもんな、点入れてんのは。まあ、昨日はな。でも、最初の1点はあれ(先発から)やったけど、追加点とかはやっぱなあ。そのへんでやっぱり、先発も疲れてくる、ブルペン陣も勝ちパターンでそんないいピッチャーは、あの7回にはいけないとかな。いろいろ。だから7回ってそういうふうに何か起きるんじゃないかなあ」

-ノイジー、大山とクリーンアップできっちり

「うん。そうそうそう。ランナーいなかったら、しょうもないバッティングするけどなあ。まあ、でもノイジーも打たんでも最後に打つやろ。あれ、あ、最後の打席で打つよなあ。で、その時、ランナーいてる時になあ」

-大山も

「そうやなあ。久しぶりやないか。ああいうランナーがたまってる時って。ちょっと昨日、一昨日って1、2番があんまり出んかったからな」

-巨人も3カード連続勝ち越しで、勢いよく甲子園に乗り込んできた

「まあ、勢いだけじゃ勝たれへんで(笑い)。勢いよかって勝つんじゃないわ。いやいや、まあ、相手…。まあ、きっちりと自分らの野球ができてるいうことちゃう? 先発がここまで頑張ってっていうかな。だから、バントとか決める時は決めたり。普通のセオリー通りに、そんな奇襲なんかしてないわけだから。当たり前のことを当たり前にできてるっていうことやろな」

-9回の併殺を喜んでいた

「ああ、やっぱ大きいよなあ。左バッターでなあ、あの高いバウンドでゲッツー取れるのは大きいよ、おーん。」

-二遊間の成長を感じる

「そうやなあ、あんまり、ゲッツー崩れないからな、今年はね」

-湯浅はこの位置で

「いや、まだわからん、まだ。まだまだ、本調子やないよ。だから、まあ、本調子になればな、後ろにやってもいいけど。まあ、岩崎もちょっと休めたからな。そら、岩崎のほうが調子ええよ」

-岩崎は今日は使う予定は

「いや、もうなかった」

-最初から

「昨日、『今日もう休みや』というといた。湯浅はな、今日はちょっと1日あいたから。ちょっと湯浅はまずもって、投げなあかんわ。投げてもっと良くなると思うけどな。投げていくことによってな」

-交流戦にいい形では入れる。このままの勢いで

「そらもう、普通の流れで。まあ、ちょっとDHとかなるからな、おーん」

-DH候補も多い

「いや、そうでもないよ。2人しかいないやん。勝手に人数つくんなよ(笑い)」

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