得意の交流戦でアレ固めや! 「日本生命セ・パ交流戦」が30日に開幕し、貯金17で8連勝中の首位阪神はパ5位の西武と敵地ベルーナドームで対戦する。岡田彰布監督(65)は「オレ交流戦100勝一番乗りやんか。監督で」とオリックスでの優勝など歴代2位107勝の自信満々。高卒2年目の前川右京外野手(20)をプロ初昇格即DHで起用するなど、今回の交流戦の必勝法を解説。史上初となる両リーグ監督での交流戦Vで独走態勢を加速させる。

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岡田監督がロッテ佐々木朗希投手(21)との対戦に警戒感を深めた。中6日で6月4日の甲子園でぶつかる見込み。「そらずぬけてるよ」と、実力を認めつつジョークも飛ばした。「そやろ。だから、今日なあ、まめ出けへんかなあ」。右手中指のまめで登板間隔を空けていたことを引き合いに“登板回避”を願い、笑いを誘った。

◆交流戦での阪神VSロッテ佐々木朗 対戦は2試合。21年5月27日に甲子園で初めて顔を合わせ、プロ初勝利を献上した。5回で7安打を浴びせて4点を奪ったが、阪神先発のアルカンタラが5失点と乱れた。ZOZOマリンで対戦した22年5月27日は、6回4安打で無得点。試合は9回に佐藤輝の決勝ソロが出て阪神が勝ったが、佐々木朗に黒星はつけられなかった。

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