阪神佐藤輝明内野手(24)が伝説の“3発再現”に挑む。

交流戦は敵地西武3連戦からスタート。プロ1年目の21年交流戦で1試合3本塁打をマークしたベルーナドーム(当時の名称はメットライフドーム)が舞台だ。「交流戦なんでね、(セ・リーグのライバル球団に)差をつけるチャンスだと思うので頑張ります」。豪快アーチを見舞い、6差をつけている2位DeNA以下をさらに引き離す意気込みだ。

交流戦は過去2年で通算138打数37安打、打率2割6分8厘、9本塁打、26打点。普段対戦のない投手との激突になるが「変わらないですよ」と、やるべきことだけを見据えている。ロッテ佐々木朗らパの剛腕との対決にも「楽しみというか、打ちたいなという感じですね」と静かに闘志。「しっかり振って、振らないと分からないので積極的に」。30打点でリーグトップタイを走る5番が、アグレッシブに得点を稼ぐ。

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