阪神が交流戦初戦で西武に快勝し、07年8月30日~9月9日に10連勝して以来の9連勝を飾った。また、5月は19勝(4敗)とし、月間最多勝利の球団記録(64年8月、68年8月)にも並んだ。先発した村上頌樹投手(24)は8回1失点で5勝目。湯浅京己投手は1回3人斬りで7セーブ目を挙げた。

岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。

 

-今日ははいい形で先制した

「うーん。最初なあ。おーん。(長い階段を上がってきたところで)あつ~、汗かくな。わからんピッチャー(与座)やからな。まあ初球。久しぶりに打ったな、近本も」

-しっかり準備ができていた

「いや、まあ、そらミーティングしたけどな。まあ、なかなか初めてのピッチャーを初球から難しいけど。手出たんやろうな。自然と」

-クイックで投げていたが

「あっ。まあ、それはもう任しているから」

-その後相手投手も持ち味を出して投げていた

「やっぱり、なかなか初めてでなあ。そら、向こうもそうやけど、攻略するのは難しいわな、なかなかな」

-ノイジーも3打席目に対応した

「おーん。そら慣れやで。あのカーブみたいなな、スライダーな」

-あそこも9番にしっかりバントさせて

「いやいや、それはもう予定どおりよ」

-村上は安心してみられた

「完投さそかなと思ったけどな。最後、ちょっと力振りしぼっとったからな。愛斗のところか」

-中盤以降の方がリズム良かった

「途中からの方が良かったな。まあ今日はちょっとカーブがな。2球とも打たれたよな。ちょっと抜けが悪かったみたいやから。あんまりカーブは使わんかったからな」

-9連勝はなかなかない

「まあ、そらなかなかないやろ」

-9回は湯浅

「予定通りやん」

-岩崎の可能性も?

「いや岩崎は全然やってなかったやろ? だから右が多いからな、打線なあ、左の代打言うても、あと栗山ぐらいやからなあ」

-岩崎はコンディション面ではないか

「ちゃうちゃうちゃうちゃう、全然。ええ休養やろ」

-後ろは固定せずに

「いや、だから、湯浅がな、今日のボール見たらだいぶ戻ってきてるけどなあ、おーん。だから1、2、3回目かなあ、今日は一番良かったんちゃう、ボール自体はなあ。だからホントにそないして、戻れば湯浅後ろでええわと思うけどなあ」

-デビュー戦で3打数無安打の前川は内容的にはどうか

「1打席目はちょっとなあ、力入り過ぎてあれやったけど、まあ、その後は別に内容的には悪ないと思うで」

-交流戦はDHもあって、交代が少ない

「交代がないから審判が『初めてですね』っていうとったとわ。まあDH制になるとな、なかなか、まああっこ出たら代走でもう1点取りに行こうと思ってたけどなあ、前川のとかな」

-逆に言えば守備固めを出す必要がない

「そうやな、別に島田頭(先発)いけばなあ、守備固めいく必要はないしな」

-佐藤輝はしっかり守った

「守りだけなあ、守っただけやんか(笑い)」

-交流戦初戦を取れたのは大きい

「そうやなあ、分からんピッチャーな、最初の方はスコアラーも見てないからな、これが進んでいくとな、試合を見ていけるけど、まあそういう意味では、こんなアンダースローとか久しぶりやろ。みんな当たるの。セ・リーグにはいないタイプやもんなあ。まあなかなか難しいけど、まあな、少ないヒットでうまく点とっていかなあかんやろうな、この交流戦は。最初の方は余計に。相手も初めてと思うけど、こっちも初めてやからな」

-ロースコアで阪神らしい勝利

「まあな、3点あれば、村上1点取られたけどな、あとなんとか逃げ切れるみたいな感じは持っていたけどな。湯浅1人でいけたわけやからな」

-明日、明後日も西武はローテ投手ではない投手が先発

「なあ。だからスコアラーも投げてるところ見てない。中継ぎで2回だけやろ、本田も。中6ってなってたけど中継ぎの中6やからな。ローテーションに入っての中6ちゃうからな、なかなか難しいと思うけどな。まあなんとか攻略せんとあかんわな」

-明日勝てば月間20勝

「おお。まあ普通にやるよ、普通に」