楽天はDeNAに競り負け、交流戦黒星スタートとなった。

先発則本が6回2失点(自責0)と試合を作ったが、DeNA今永を前に打線が沈黙。1点を追う8回は1死一、二塁と攻めたが、山崎と代打阿部が連続で空振り三振に倒れた。散発5安打で得点は浅村のソロ2本のみ。石井監督は「難しい状況ではありますけど、1人1人が後ろへとつなげていかないといけないので、工夫してもらえれば」と奮起を促した。

投手陣については、1点を追う9回に牧からソロを浴びた西口直人の投球を指摘。カウント2-2から、真ん中高めに浮いた152キロ直球を左中間席へと運ばれた。石井一久監督は「高めにポンっと投げているようでは厳しい。牧もいいバッターですけど、いいバッターに対して(カウント)2-2から投げるボールかといったら違う。次のバッターを想定しながら、フォアボールでいいのか、ヒットを打たれちゃダメな場面なのか考えながらやらないと」と厳しかった。