中日涌井秀章投手が自力V消滅の危機からチームを救った。

初回に1点を失ったが、2回以降は最速150キロの直球と変化球で相手に追加点を許さず。7回3安打1失点で2勝目を手にした。「今日はいい試合になった。これを次もつなげたい」。パ在籍時からペイペイドームは5連勝で、ソフトバンク戦は自己最多の27勝。チームを4月21日以来の5位に引き上げた。

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中日涌井秀章投手が交流戦通算26勝目。交流戦通算勝利ではヤクルト石川の27勝に次ぎ、歴代2位の杉内俊哉、和田毅に並んだ。涌井は西武、ロッテ、楽天でも勝利を挙げており、所属4球団での交流戦勝利は藤井秀悟(ヤクルト、日本ハム、巨人、DeNA)に並ぶ最多となった。

▽中日立浪監督(4月21日以来の5位浮上)「少しでも借金を減らせるようにやっていきたい」