首位阪神が今季4度目のゼロ封負けで、連勝はついに「9」でストップした。

球団新記録となる月間20勝は逃した。2試合連続でスタメン出場した高卒2年目の前川右京外野手(20)は、3打席連続の空振り三振と苦戦。プロ初ヒットはまたしてもお預け。先発した西勇輝投手(32)は、7回途中4失点(自責3)で4敗目となり、プロ通算100敗目を喫した。

岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。

 

-チャンスはあった

「ええーっ。チャンスはあったなあ」

-昨日もそうだが、ちょっと変わった投手も多かった

「おーん。今日もお前、そろそろかなあと思ったら5回から(投手が)1人ずつやからなあ」

-そのへんは交流戦ならでは

「まあ、そうやろうなあ。うーん」

-タイプの違う投手が出てきた

「それはもう分かっているからなあ。でも、なかなかなあ。すぐバッターボックスの中では、なかなか対応は難しいわなあ」

-初回、近本が二塁打。昨日の再現かと思ったが、あそこで先取点がほしかった

「なあ。先取点…。あれや。引っ張る、右打ちやってたけど、外ばっかりやったからなあ。普通に『打て』にしたんよ。うまいこと打ったけどな外のボールをな。そんなんはもう、あの当たりはもう結果論やわ」

-前川は1本打てばヒーローになれそうな場面が何度かあった

「そらやっぱり、ボールを振るわけやからしょうがないわ」

-この2日間のプレーを振り返って

「いやー、そんなんもう最初から打てると思ってないよ。そんなん」

-1軍レベルを見てまた今後に

「1軍レベルて、1軍のピッチャーにそんなん初めてやから。それはみんなが踏む第1歩やんか。別に最初から打てなんか言うてないやんか」

-西勇も粘った

「そうやなあ、2点じゃのう、2点でいったらなあ、ちょっと分からんかったと思うけどなあ、まあまあ、変な内野安打からなんかなあ」

-大山の守備はセンスが光った

「あれでなあ、だから、まあ、どうやろ、DHちごたら(西勇は)変えてたかも分からんけどなあ。左に代えてもどっちみちお前、あれやんか、愛斗とかあのへんが出てくるなあ思てたけど。まあこのDHのあそこまで、2点ではやっぱ代えれんわなあ。負け完投もあるしなあ、DHの時はなあ、あと1点取られたら代えよう思てたけどなあ。あれ最終的には2点になったけど、2点ではなかなか代えれんよ、やっぱりな、先発は」

-あらためて5月を振り返って

「いやそれは良かったんちゃう、そら振り返っても悪いことはないやろ」

(少し間が空き)

「いや、そら負けるよ(笑い)。まあ、誰かが1本打って、どっかで出たら言うてもゲームやからなあ、おーん。まあ出んかったらこういう展開になるわなやっぱりなあ」

-5月の交流戦前は戦力を整える時期と話していた。それでこれだけ勝利を収められた

「いや、それは楽な戦いはできると思うよ、貯金があるわけやからなあ。(勝率)5割行ったり来たりする展開やったら、やっぱり思い切った選手の起用も、若いやつもできひんと思うけどなあ。そら5割ぐらいやったら前川、上げてないで。そら上げていない」

-チームの輪郭が思った以上に早くできているのか

「そら結果がこないしてなあ。いい結果につながっているからなあ。このあいだも言うたけど、そらできすぎや思うよ。ここまでそらもう全然できすぎよ。こんなんなあ」

-連勝の後の連敗を気にされていたが、明日か

「2回までは負けられるやろう。まだ猶予あるやろう。でもまあ明日勝たなあかんわなあ。まあでも久しぶりのゼロ(得点)やからあな。9回では3回目やなあ。雨(でコールドゲーム)があったけど」

-ランナーは出ている

「なあ。まあそらチャンスでなあ1人打てんかってもええけど、2人打てへんかったらきついわなあ。点入らん時はなあ」

【関連記事】阪神ニュース一覧