広島西川龍馬外野手(28)が2日、マツダスタジアム内の球団事務所で球団と交渉を行った。約30分の交渉では残留要請を受け、条件も提示された。「僕が思っている以上に、いい条件だった。今日は僕が思っていることは全部伝えさせてもらった。家族と、いろんな人と相談しながら(決めたい)」。球団からの高評価に感謝しつつ、結論は持ち越しとなった。来季にも海外FA権を取得する見込みだが「海外は可能性が低い」と否定的。「残るか、国内か。どちらか」と明言した。

今季は2年ぶりに規定打席に到達し、リーグ2位の打率3割5厘、9本塁打、56打点。ソフトバンクなど数球団が獲得に興味を示しているとみられる。近日中にも再交渉を予定。「早めに決断はしたい」と話し、鈴木球団長は「現時点でこちらから話すことはない」とした。

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