まさかの二刀流希望!? 日本ハムからドラフト3位で指名された山梨学院大・宮崎一樹外野手(22)が3日、甲府市内の同大学で指名あいさつを受けた。3年秋のリーグ戦で5本塁打の長打力に加え、50メートル5秒9、遠投120メートルと抜群の身体能力を誇り、大学時代には投球練習で145キロを計測。まずは本職で貢献することが一番だが、投打二刀流の野望も明かした。
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終始緊張で固まっていた宮崎だが、「やってみたいポジション」を問われると、表情を緩めた。「…ピッチャーですかね」。内外野に縛られることなく選手起用を行う新庄監督の下とはいえ、大胆な野望を口にした。
投手経験は小学生が最後。それでも遠投120メートルの強肩で、大学時代には投球練習で145キロを計測したこともある。「調布リトル時代は縦のスライダーが決め球でした」。エンゼルスで活躍する大谷が育ち、昨年ドラフト1位の矢沢も二刀流に挑戦している日本ハムだからこそ、可能性はゼロではない。
そのためにはまず、本職を極めることが重要。大渕隆GM補佐兼スカウト部長が「トリプルスリーを狙ってほしい」と期待する逸材は、「まだまだ自分は足りないところが多いので、入寮までたくさん練習してレベルアップしたい。開幕1軍を目指せるように」と気を引き締める。チームには調布シニア時代の2学年先輩・清宮もおり、「憧れすぎて話せないくらいの人だった。『同じチームだったんです』って言って、かわいがってもらいたい」と入団後を思い描いた。
両親は東京・日野市でそば店「平山 増田屋」を営んでいる。だが宮崎はそばアレルギー。両親がそば打ちをしている時には店に近づけなかった。だがそれを“ネタ”に「実家そば屋なんですけど、そばアレルギーで。そういう感じでお願いします」と、ファンに覚えてもらえるようアピール。184センチの大きな体に大きな夢を乗せて、北の大地で思う存分プレーする。【黒須亮】
◆宮崎一樹(みやざき・かずき)2001年(平13)8月30日生まれ、東京都日野市出身。小1から調布リトルで野球を始め、中学は調布シニアでプレー。山梨学院では19年春に背番号「13」、夏は背番号「15」で甲子園出場。好きな有名人はTIMレッド吉田、目標の選手はカブス鈴木誠也。184センチ、84キロ。右投げ右打ち。



