ソフトバンクの球団幹部が9日、国内FA権行使の申請書類を提出したオリックス山崎福也投手(31)の獲得調査を行っていることを認めた。
「いいピッチャー。興味はある」と今季11勝した左腕について初めて言及。DeNA、巨人なども獲得調査を進めており、複数球団による争奪戦に発展することは確実だ。4年ぶりのV奪還へ、先発補強は急務。交渉解禁となる16日以降にアタックをかける。
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今オフもソフトバンクがFA戦線に乗り出す。7日に国内FA権行使を表明したオリックス山崎福也投手について、球団幹部が獲得調査を進めていることを認めた。「いいピッチャー。興味はある」。DeNA、巨人なども調査を進めており、複数球団での争奪戦に発展することは確実だが、昨オフに近藤ら総額80億を上回る大型補強を敢行した球団ににとってはお構いなし。今後は獲得に向けて本腰を入れ、交渉解禁となる16日以降に本格的にラブコールを送る。
山崎福は今季プロ9年目で自己最多の11勝を挙げた。オリックス先発陣の一角として23試合に登板。防御率3・25と安定感もあり、チームのリーグ3連覇にも大きく貢献した。同幹部は先発能力を高く評価。「先発ピッチャーはどこも欲しい。欲しくない球団はいないのでは」と力を込める。推定年俸6000万円で人的補償が不要なCランクであることも大きなメリットととらえている。
今季、ホークス先発陣は振るわなかった。12球団で唯一規定投球回に到達した投手はおらず。2桁勝利も10勝をマークした有原のみ。左腕に限れば、42歳の和田がチーム2位の8勝。開幕投手を務めた大関は体調不良による離脱もあって5勝に終わった。先発ローテーションの再建は急務で、実績を残した山崎福は今オフの補強ポイントに合致。獲得に動くのは自然の流れともいえる。
昨年は優勝マジック1としながらも最終戦で敗れて屈辱のV逸。雪辱を誓ったはずの今季は大方の予想を裏切る3位に転落した。小久保新体制の下、フロント側も「サポートしていきます」と手厚いバックアップで戦力補強を約束していた。4年ぶりのリーグV奪還は至上命令で、来シーズンに向けた準備に余念を残すわけにはいかない。まずは山崎福の獲得で手薄な先発陣に厚みをもたせる。



