DeNAは11日、今永昇太投手(30)の今オフのポスティングシステムでのメジャー挑戦を容認したことを発表した。萩原龍大チーム統括本部長が明らかにした。
「今永投手のポスティングについて、昨日、本人とも最終に話をして、球団として、容認することを決めましたので、ご報告します」
かねて、大リーグでのプレーを希望し、すでに大手代理人事務所「オクタゴン社」と契約。10月下旬に渡米し、ミーティングなどを実施し、準備を進めた。
今季はWBC決勝の米国戦に先発し、勝利投手になるなど世界一に貢献した。シーズンでは7勝4敗、防御率2・80で自身初の最多奪三振のタイトルを獲得した。
大リーグでも注目度は高く、MLB公式サイトでは9月6日に今季終了後にポスティングで移籍を目指すと報道。先発補強を目指す複数球団が水面下で調査しているとみられる。
球団側は、ポスティングシステムでのメジャー挑戦を容認するとともに、将来的な復帰も熱望した。萩原チーム統括本部長は「メジャーに挑戦する選手がベイスターズから出てくること自体はとてもうれしいことではありますけど、その分出ていく寂しさはあります。筒香選手の時と同じように、いつかまたうちで凱旋(がいせん)してプレーしてくれたらうれしいという話もした」と話した。
近日中に会見が開かれる予定で、自らの意思を表明することになりそうだ。
◆今永昇太(いまなが・しょうた)1993年(平5)9月1日、福岡・北九州市生まれ。北筑高で甲子園出場なしも、駒大3年秋にMVP&神宮大会優勝。15年ドラフト1位でDeNA入団。今季は22試合に登板し7勝4敗、防御率2・80、174奪三振で最多奪三振のタイトルを獲得。通算成績は165試合に登板し、64勝50敗、防御率3・18。今年3月のWBCでは米国との決勝で先発し、2回1失点で勝利投手。178センチ、86キロ。左投げ左打ち。背番号21。
◆ポスティングシステム 海外FA権取得前に大リーグへ移籍できる制度。申請期間は今月1日に始まり、12月15日まで。申請手続き後、交渉期間が45日間ある。日本球団への譲渡金は、選手の契約で保証される額によって変動する。



