3年ぶりにチーム復帰したソフトバンク倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(49)が、投手陣の「意識改革」へ向け、キャンプ勉強会を来春の宮崎キャンプでも継続することを明かした。投手陣の福岡・筑後市での秋季キャンプ第3クール初日となった10日に1回目の勉強会を開催。2回目となった11日は「アメリカの環境と教育」をテーマに約45分、熱弁を振るった。勉強会は投手陣キャンプの練習メニューに組み込まれ、1軍から4軍までの投手陣は全員参加。リハビリ組の野手も熱心に倉野コーチの話に聞き入った。今キャンプは計6回の「講義」を予定。来春のキャンプでは倉野コーチだけではなく、1~4軍の投手コーチ全員が1度は「教壇」に立ち、勉強会を開催する予定だ。

「(今回の勉強会は)コーチの立場でメジャーリーグを見た人は少ないので、自分の経験を還元したいと思って。『教える』という勉強会ではなく、選手が自分たちはどうしていかなければいけないのか感じて、考えてもらうきっかけにしたい」。2年間の米レンジャーズ時代の体験を交え、倉野コーチが根底に据えている思いは「意識改革」の4文字。MLBはチーム規則やチーム方針がしっかり決められており、日本よりも厳しいと実感したという。それだけにホークスでも選手たちの意識向上へ「危機感」と「モチベーションアップ」を図ることを狙いとして企画した。

来春のキャンプでは実戦的な要素も入るが、投手コーチのスキルアップも含め、1~4軍の全投手コーチも期間中に1度は教壇に立つ。「来年の春のキャンプは投手コーチ全員に同じことをやってもらうつもりです。1人キャンプ1回は。テーマは自由です。それは伝えています。コーチも成長しないといけない。自分も含めて。コーチが成長しないと選手が育つ環境にならない」と力説していた。【佐竹英治】

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