ソフトバンク倉野信次新1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(49)が投手陣に“本音”をぶつけた。17日、福岡・筑後市で行われた投手組のキャンプを打ち上げ、「本音を言えば」と切り出し「もう少し、ガツガツとしたね…。アピールしまくる選手がいたらいいなとは思いましたけど」と総括。もっとも「変なネガティブなイメージではない。深く見られなかったというのは1つあった」と言い添えることを忘れなかった。
倉野コーチは21年シーズン以来のホークス復帰。当時を知る選手が少なく、「知らない選手が増えたという印象」とメンバーは様変わり。手探りとなった今キャンプは「浅く、広く」をテーマに全体像の把握に重点を置いていた。第3クールでは「意識改革」を目的に自らが講師役を務める勉強会を開催。球団施設の風呂場では一緒になった選手から「もう少し(勉強会の内容を)教えてください」のおかわり授業を求められることもあったという。若手との距離が縮まるきっかけにもなり、「興味を持ってくれたことはうれしかったですね。選手を知ることについて自分の中での準備は終わった。春のキャンプにどうつなげていくか」と納得の表情で振り返った。
来年2月1日からは春季キャンプがスタートする。「春はどれだけ自分のためてきたものを披露できるかの位置づけ。実力を示さないと開幕には入れないわけなんで」ときっぱり。今秋にはなかったサバイバルのアピール合戦を求めている。【佐藤究】



