プロでは遅刻しません! 8日に埼玉・戸田の選手寮に入ったヤクルトのドラフト1位右腕、西舘昂汰投手(22=専大)の手には目覚まし時計が握られていた。地元の家電量販店で2000円ほどで購入。「高校の監督から『お前は寝坊するからアラーム付きを持って行け』と言われて。朝があまり得意じゃない。社会人は時間厳守が当たり前」と真剣に明かした。

筑陽学園(福岡)時代、自宅は学校に一番近かったのに、なぜか一番遅れて登校していた。さすがに練習に遅れることはなかったが、朝礼はいつもぎりぎりだった。みんなから「おかしいだろう」と突っ込まれ、遅刻キャラが定着。逆に怒られなくなったという。「もう遅刻はしません。人に迷惑をかけないように」とキャラ変を誓った。

遅刻の原因だったかもしれない。寝るのが大好きだ。中学、高校の頃、親から「成長ホルモンは夜10時から出る」と言われ、午後10時半には寝る習慣がついた。朝7時まで、たっぷり8時間半。「身長が高くなりました」と188センチの高さで、報道陣を見下ろした。ドラフト1位には東都リーグ出身投手が自身を含め7人。「負けていられない」。遅刻返上、初白星も一番乗りだ。【古川真弥】

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