オイシックスの3拍子そろう即戦力ルーキーの知念大成外野手(23)が外野の定位置をつかみ取る。チームは、17日から静岡・伊豆市(志太スタジアム)に場所を移して、2次キャンプを実施。22日は雨に見舞われ、隣接する室内練習場で汗を流した。知念は「まだ肌寒いですけど、新潟に比べたらまだ暖かい。これまでも外で打撃練習とかも出来て、打球の質とか見てもいい感じ」と納得の表情を見せた。

19日に行われた紅白戦(9イニング)では「3番中堅」で先発出場。5回に目黒宏也投手(22)から左翼へ逆方向となる2点本塁打を放つなど、持ち前の打力でアピールした。「打てましたけど…」と前置きをし、「正直、今打てても評価にはつながらない。オープン戦とシーズンが始まってからもっともっと打てるように調整していきたい」と現状に満足はない。

新潟での1次キャンプから打撃練習では、逆方向を徹底した。引っ張った打球はほとんどなく、大振りもない。「最後までボールを見ることを意識している。打ちやすい球が絶対に来る打撃練習で引っ張ることは簡単なので。対投手をイメージしている」。徹底された意識の中で生まれた加入後、第1号だった。

社会人野球チームの沖縄電力からNPB入りを目指し、新潟への入団を決断した。「可能性を広げるために新潟に来た。まずはスタートラインに立つためにも、走攻守で飛び抜けた選手になりたい」。生まれも育ちも沖縄の“南国ボーイ”が、スタメン争いに名乗りを上げた。【大島享也】

◆知念大成(ちねん・たいせい)2000年(平12)4月27日生まれ、沖縄県出身。沖縄尚学-沖縄電力。甲子園出場はなし。181センチ、75キロ。左投げ左打ち。背番号24。