国学院大が日大に勝利し勝ち点を2に伸ばし、5位が確定。1部残留を決めた。
2回。1死二、三塁から伊東光亮内野手(4年=大阪桐蔭)の右前2点適時打で先制。3回には土山翔生内野手(4年=岡山理大付)の左越えソロ本塁打で、リードを保ったまま、中盤以降は小刻みに得点を重ねて日大を引き離した。
投げては3回途中から登板した飯田真渚斗投手(3年=明秀学園日立)が、5回を5安打無失点に抑える好救援でつないだ。
それは予告本塁打だった。前日29日の練習後、青学大が佐々木泰主将(4年=県岐阜商)の逆転弾で優勝を決めたと聞いた土山は、鳥山泰孝監督(48)に「(僕も)ホームラン、ありますよ」と話していた。
ノリで口にした言葉ではない。第5週で駒大に2連敗後(5月16日)から、チームは最下位回避のため、練習方法を大きく変えた。打線のつながりを作るため、ゲーム形式の練習を増やし、準備は万端だった。土山は本塁打の場面を振り返り「塁に出てチャンスメークをしようと思った。僕は脇役。主役ではないと思っていたので」と、真ん中のカットボールを捉え、レフトスタンドへ運んだ。鳥山監督は「本当に打つとは(笑い)。追い込まれても立ち向かい力を発揮できる選手ですから」と頼もしく見つめた。
今季は苦しい試合が続いた。鳥山監督は「東都で生き残っていくための厳しさ。その本質に4年生もしっかり向き合って、正面から取り組む。国学院大らしく、学生野球の本質をもう1度思い出して、秋までに強化していきたい」と、話した。
東都大学野球は、今季全日程が終了し、飯田が最優秀防御率を獲得。「全然意識していませんでした。チームを勝たせようと必死に投げた結果。うれしいです」と話した。
なお、勝ち点1の駒大の最下位が確定。6月25日から1部残留をかけて2部優勝の東農大と入れ替え戦を戦う。



