阪神森下翔太外野手(24)が、今季初の1試合4安打で9得点大勝に貢献した。「できすぎかな」と気持ちよさそうに汗を拭った。
まずは初回1死二塁。サイスニードの外角のカットボールを鋭いスイングで捉えた。強烈な当たりで、ダイビングキャッチを試みた二塁武岡のグラブをはじき、中前へ3夜連続の先制打。3回に右翼へ二塁打を放つと5回にも二塁打、6回にも左前打と止まらず。後ろに座る4番大山、5番佐藤輝の打点も呼び込んだ。
「1、2番が多く出て、後ろのバッターも得点圏に強いバッターたちなので、すごくやりやすい。自分は堂々と立って、100%のプレーを続けられている」
プロ3度目の4安打。得点圏打率3割5分、3試合連続打点と乗りに乗っている。いずれもその試合のチーム初得点で「自分に求められているところはそういうところ」とこだわる仕事でこの日も勝利に貢献した。今季63打点とし、1位の巨人岡本和に5差に迫った。「最終的に1番になれればいいと思っているので、そのために日々努力していきたい」。2年目の初タイトルにも気合十分だ。
前日5日の中日戦(甲子園)後にチャンスでの強さについて問われ「秘訣(ひけつ)とかはない」と言った。「練習でどれだけ自分の理想とした形で、イメージと再現性を高く持って練習できるかどうか」。打点を積み重ねれば、逆転優勝が近づく。「自分たちは全くあきらめていないので、最終的に優勝して2連覇したい」。ミラクル歓喜へ、猛打を奮い続ける。【塚本光】



