中日高橋宏斗投手(22)がレジェンド超えに挑む。29日広島戦(マツダスタジアム)に向け、28日はナゴヤ球場で調整した。現在12勝4敗、防御率1・28。残り2回1/3で2年連続でのシーズン規定投球回に到達し、1位を堅持する最優秀防御率の初タイトルへの当確にも挑む。

2リーグ分立後の球団シーズン最少防御率は、1954年(昭29)に最優秀防御率に輝いた杉下茂の1・39。「明日(29日)は特に2イニングで代わる予定もない。長いイニングを無失点で帰ってこれるように頑張りたい」。70年ぶりの球団記録の更新への期待も高まる。

防御率2位の阪神才木は1・61で、タイトル取りへ現実味を帯びる。「(最優秀防御率は)投手にとって一番、僕の中では価値のある賞だと思う。勝ち負けはチームの事情や運で左右される。防御率は自責点の勝負」。自らの腕でつかみ取れる栄冠への意欲をみなぎらせた。

「開幕を1カ月遅れて、規定投球に乗れる投球ができそうなのはいいかな。よく自分の中でも取り返せた。逆に言えば、1カ月もう少しチームの戦力として戦えていたら、もっと勝てたんじゃないか、と悔しさもある」。今季5戦3勝の広島相手の快投で球団史にも名前を刻む。【伊東大介】

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