DeNAが痛恨の逆転負けを喫し、2位の可能性が消滅した。
優勝を逃してから目標を「2位でハマスタでCSを戦う」に変更していたが、実現とはならず。三浦大輔監督(50)は「次は3位ですね。1つでも上というのは常に考えているところ。2位は確実になくなったわけですから、切り替えて残り7試合戦っていきます」と前を向いた。
打線は幸先よく得点を重ねた。4番のオースティンが42試合ぶりにスタメンを外れるも1回1死三塁、佐野が中前適時打を放って先制。3回にも佐野の適時打で2点を先取した。同点に追い付かれた6回には無死満塁からは、宮崎が2点適時二塁打を放つと、1死二、三塁からは伊藤の打席でスクイズを仕掛けた。阪神才木の投球はワンバウンドして大きくそれ、記録は本盗と三盗の重盗成功でさらに1点を追加。難敵の才木を6回5得点と攻略した。
しかし投手陣がリードを守り切れない。中5日で先発の東は3回に2死から中野の中前打、続く森下の左中間への適時二塁打で失点。75球を投げ、5回5安打2失点6奪三振で降板し「調子は悪くなかったですが、二死からの失点に悔いが残ります。長いイニングを投げられず申し訳ないです」と振り返った。
東は14勝目の権利を持ったまま、降板したがリリーフが東の勝ちを守り切れなかった。2番手の中川颯が6回からイニングまたぎとなった4点リードの7回、四球で無死一塁。続く木浪の一、二塁間のゴロを二塁・牧が懸命に捕球し、二塁送球を試みるも、体勢が崩れてキャンセルし、一塁へ送球した。しかし体勢が立て直せないままの送球は、力ないゴロとなって悪送球。結果、内野安打、と悪送球で無死二、三塁とピンチを拡大した。
中川颯は続く代打糸原に適時打を浴びて降板した。この日、昇格した左腕ディアスが無死一、三塁から近本に犠飛とされるも、左打者2人から2つのアウトを奪って、伊勢にスイッチした。しかし伊勢が大山、佐藤輝に連続適時打を打たれて試合をひっくり返された。
指揮官は7回の5失点について「ミスからですよね。取れるアウトを1つずつ積み重ねていかないと、こういうことが起こる。そういう1つずつの積み重ねじゃないかと思います。(牧の悪送球は)点差も考えればどちらかアウト1つ、とれればというところ」と指摘した。
直近11試合連続自責0でセットアッパーも務めてきたウィックが27日に右内腹斜筋の肉離れで離脱。1イニングで3投手の継投もむなしく、一挙5失点で逆転された。
シーズン最後の8連戦初戦を落とし、2位の可能性が消滅。CS圏を争う4位広島とは1・5ゲーム差のリードを維持した、まま残り7試合となった。



