労働組合・日本プロ野球選手会は5日、大阪市内で定期大会を開き、来年からは選手会がトライアウトを開催することを全会一致で決めた。今年まで12球団が持ち回りで行ってきたが、NPB側から今年での終了を打診されていた。改選で続投が決まった会沢翼選手会長(36=広島)は「まだまだ諦められないとともに、一区切りする機会でもあるという意見が多々ありました。やはりトライアウトは存続させていかないといけない」と説明した。
トライアウトは01年秋に始まったが、近年は各球団とも編成部門が充実。2軍を含め他球団の選手をチェックできており、必要性が薄れていた。それでも選手会が継続を決めたのは、トライアウトには「引退試合」の側面があるからだ。また、数は限られても、今年の清宮(楽天→日本ハム)のように、トライアウトでアピールし新天地が決まるケースも残されいてる。
今後は約600万円の費用を選手会が負担する。森事務局長は「(NPB側からは)選手会がやることになっても、球場等の手伝いはできるという話をされている。地方自治体に募集をかけるのもあり得る。セカンドキャリアに協賛してくれる企業にも声をかけたい」と話した。【古川真弥】



