猛虎史上初のスターだ。日本野球機構(NPB)は7日、マイナビオールスターゲーム2026(7月28日=東京ドーム、同29日=富山)のファン投票最終結果を発表した。セ・リーグの外野手部門で阪神森下翔太外野手(25)が12球団最多得票となる79万498票を獲得。2年連続両リーグ最多得票は球団初で、16~18年に3年連続だったソフトバンク柳田悠岐以来8年ぶりの快挙だ。

  ◇  ◇  ◇

森下がスターの中のスターに選ばれた。NPBの一流が集う球宴に2年連続で参加決定。昨年も今年も12球団でトップの票数を集めた。 かつて球団では吉田義男氏が55年~57年にセ最多得票を3年連続で獲得したが、両リーグ最多を2年連続は球団史上初めて。球界全体では16~18年に3年連続だったソフトバンク柳田以来、8年ぶりの快挙となった。セ界の本塁打キングが豪快なパワーで、誰もが憧れる夢をつかんだ。

選出を受けて森下は「素直にうれしいですし、ファンの方が見たいと思っている選手を見る機会。そういうところで選出させてもらったのはすごくうれしいです」と笑みを浮かべた。ファン投票での選出は、初出場した昨年からの目標。「またオールスターに選ばれる時にはファン投票1位で選ばれたいと言っていたので本当に感謝です」。謙虚だが、今や球界を代表するスラッガーだ。

昨年は球宴初打席で二塁打を放った。目標は上方修正。「ホームランを打ちたい」と渾身(こんしん)のフルスイングでアーチを描く。「ファンサービスだったり、そういうのができたら」。投票してくれたファンへの恩返しも忘れない。【只松憲】