国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」を患い、昨年8月に手術を受けた阪神湯浅京己投手(25)が復活登板を果たした。2シーズンぶりの1軍マウンドで1回を無失点に抑えた。

◆胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症 厚労省指定の難病の1つ。脊髄の背中側の胸椎を縦につないでいる黄色靱帯が骨化する疾患。脊髄を圧迫するため、下半身のしびれや脱力、悪化すると歩行が不自由になるなどの症状が出る。無症状で偶然に発見される場合もある。原因は不明。

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<阪神湯浅のこれまで>

◆聖光学院 腰痛で2年秋までマネジャー。

◆ケガ続き プロ1年目の19年に腰椎を疲労骨折し、翌20年も公式戦登板できず。21年も春季キャンプ中に右足の肉離れを発症。

◆飛躍 22年の春季キャンプで初の1軍に抜てき。そのまま開幕を1軍で迎え「8回の男」として活躍し、球宴にも選出。45ホールドポイントを挙げ、最優秀中継ぎと新人特別賞のタイトルを獲得した。

◆世界一 23年WBCで侍ジャパンの一員となり、中継ぎとして3大会ぶりの世界一に貢献。

◆悪夢 WBCから帰国後は守護神として開幕。プロ初セーブなど好調だったが4月に疲労のため再調整。5月に復帰後は調子が上がらず、6月15日を最後に戦線離脱。1軍復帰間近の7月には、左脇腹筋挫傷で長期離脱。

◆復帰 23年11月1日のオリックスとの日本シリーズ第4戦で、約4カ月ぶりに復帰登板。快投でムードを変え日本一に貢献した。

◆叱責(しっせき) 24年2月の紅白戦で3連打を浴び岡田監督から「後ろ(の投手)は喜怒哀楽を出したらあかん」と叱責。その後2軍キャンプに合流し、1軍登板なし。

◆体調不良 24年3、4月の約1カ月間、微熱に悩まされ、右足に力が入らない症状も。24年は2軍25試合登板で防御率7・48と不調を極めた。

◆難病 「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」を患い、24年8月に胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化切除術を受けた。

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