勝利ペースと思われた西武が痛い連敗を喫した。

アンダースロー右腕の与座海人投手(29)が巨人打線を幻惑し、6回まで2安打に抑える投球。西口文也監督(52)も「100点満点の投球内容だったんじゃないですか」とたたえた。

与座は7回表の攻撃の途中から、7回裏のマウンドに備えてベンチ前でキャッチボールを始めていた。

しかし7回表の攻撃が下位打線へのチャンスにつながっていくと、西武ベンチは代打攻勢を準備。キャッチボールから一度ベンチへ戻った与座に交代を告げたのかという問いかけに、西口監督は「そうなりますね」とした。

その中で7回裏のマウンドには、西口監督は最終的に甲斐野央投手(28)を送り出した。甲斐野はマウンドへ向かいながら、一度ベンチ前まで戻り、再度マウンドへ向かった。

その後、西口監督がベンチ内で豊田清投手チーフコーチ(54)と何やら話す場面があった。

西口監督はその場面について「まぁ、何かあったんでしょうね」と認めつつ「でも、そこは甲斐野で行く気でいたので託しました。あそこは後ろの投手を信頼していった結果なので。(甲斐野も)準備はできていました」と話した。

「何かあった」の部分については「解決しています」とし「意思疎通の部分か?」という問いかけには「はい」とした。

甲斐野は1死を奪ったものの、四球と連打で2-2の同点に追いつかれ、さらに2走者を置いて代打増田陸に3ランを被弾。一気に流れを持っていかれた。

与座の「100点満点」の好投から、強力リリーフ陣で締めたかった流れ。西口監督は「(7回裏は)甲斐野で行く気でいたので」と7回表攻撃中に決断していたが、その交代は少なくとも外からはスムーズに映らず、連敗とともに後味の悪さが残ってしまった。【金子真仁】

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