日本野球機構(NPB)は4日、リプレー検証について、運用方法を新しくする検討に入ったと明らかにした。球場外の「リプレーセンター(仮称)」を設置し、映像の確認を一括して担う方向で議論を進める。早ければ、来季からの導入を目指す。審判団の負担を軽減して、より正確なジャッジができるようにすることが狙い。中村事務局長は「冷静な判断としっかりとした映像をもとに判断をするのが一番いい」と説明した。
リクエスト制度によるリプレー検証は18年から始まった。審判団が各球場内でリプレー映像を確認し、現場で判断していた。メジャーではビデオ判定センターの専門スタッフが映像を分析している。同事務局長は「最終ジャッジは審判が基本線。サポートの人が何人入るかなどは検討していく」と話した。
リプレー検証を巡っては、たびたび物議を醸してきた。今季も5月27日ヤクルト-中日9回戦(神宮)で、中日川越の右翼ポール際の大飛球がファウル判定だったことを受け、中日が経緯説明を求める事案もあった。同事務局長は「今年、何かがあったからとか、そういった一過性の問題ではございません」と説明。コスト面なども含め今後、議論を詰める。



