ヤクルトが投手戦を制した。
先発の小川泰弘投手(35)が8回5安打無失点の好投で4勝目を挙げた。初回を3者凡退でしのぐなど直球、変化球ともキレがあった。4回は1死一、二塁のピンチを背負ったが、中日山本を中飛、チェイビスを空振り三振で粘った。中14日の登板で三塁を踏ませなかった。
週初めの好投に、高津臣吾監督(56)は「先週、先発がモタモタして、リリーフに負担がかかっていた。先発に火曜日から『頑張れ』ってミーティングでは言ったんだけど、よくあそこまで投げた。ストライク先行で無駄な四球を出さなかったし、彼らしい投球だった」とベテラン右腕に最敬礼だった。小川は球数だった中、3番上林からの打順だった9回は星に継投。指揮官は「多分、(完投も)いけたと思うけど、真ん中の打順だったのであそこは代えてもいいのかなと思って代えました」と説明した。
打線は「6番二塁」でスタメン出場した北村恵吾内野手(24)が2打点と好機で仕事を果たした。4回、1死一、三塁では先制の中犠飛もマーク。さらに6回1死一、三塁では左前適時打で追加点を導いた。山田哲人内野手(33)が25日に下半身の張りで出場選手登録を抹消されていた。大黒柱の抜けた「二塁」で存在感を示した。
北村恵について、高津監督は「いいところで回ってくるんだね。そういうあれを持ってるのかなと思います。(北村)恵吾の2打点目は非常に大きかった。よくたまったランナーを返してくれた。こういう時に頑張らないとね。何かをものにしないと。こちらに与えるアピールだったり、皆さんにも覚えてもらえるようにどんどん頑張ってほしい」。山田が抹消になった中での活躍に目を細めた。
負ければ、自力でのクライマックスシリーズ進出が消滅する可能性があった一戦だった。5位中日とのカード頭に勝利し、借金22に減らした。



