元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が7日、公式YouTube「解体慎書」を更新。
史上最速のリーグ優勝を果たした阪神を率いた藤川球児監督(45)の戦いぶりを「理想的」と高く評価した。
冒頭では「2年ぶり阪神タイガース優勝おめでとうございます」と祝福。
主力選手の長期離脱もなく、投打ともにほぼ固定メンバーで1年間戦い抜き、それぞれの役割を全うして優勝した阪神。宮本氏は「若い選手も積極的に起用していて、将来を見据えたチーム作りをしている」と分析した。「タイガースを見ていて思うんですけど、勝ちながら若手を使えている。本当に理想的だと思います」と振り返り、来季以降の成長にも期待を寄せた。
続けて宮本氏は具体例を挙げ「今はショートに小幡(竜平)が多く使われていますが、彼がつかみ取るのか、別の選手がレギュラーになるのか。外野も最初は前川(右京)でスタートしましたけど、今は高寺(望夢)とかいろんな選手が出ている。藤川監督は1~2年先に誰かがレギュラーを取ることを見据えて起用していると思う」と解説した。
絶対的レギュラーの佐藤輝明内野手(26)のメジャー挑戦の可能性にも触れ「サトテル(佐藤輝明)もメジャー志向が強いと聞くので、アメリカに行きたいとなればチームから抜けることになります。新たな三塁手の台頭は必須になるでしょう」と話した。
加えて、若い選手がメジャーに挑戦する機会が増えた現在の状況についてもコメント。「昔のプロ野球と比べて、チーム編成はすごく先に手を打っておかないと。すごく投げさせてしまうとアメリカ行きの選択肢が(なくなる)。昔は『FAの1年前までは行かせない』って感じでしたけど、今は『チームに貢献してくれたら行っていい』っていうスタイルの球団が多いので」と指摘し、時代の変化に対応した育成の重要性を強調した。



