阪神前川右京外野手(22)がシーズン終盤で奮起した。この日1軍再昇格し、「5番一塁」で即スタメン。1点リードの4回無死一塁で迎えた第2打席、カウント1-1から外角低めの141キロツーシームを逆方向へはじき返した。左中間を破る適時二塁打を決め、「2軍のときにずっと北川コーチから『前で打て、前で打て』と言われていた。教えてもらったことができた打席だった」と手応え十分だ。
8月23日に出場選手登録を抹消された。今季3度目の抹消だった。2軍戦でも24打席無安打と苦しんだ時期を乗り越え、直近2試合で10打数6安打2打点。状態が上がっていることを1軍の舞台でも証明した。
1軍で一塁を守るのは初めて。2軍での経験も生かし、無難にこなした。「緊張感とかはあった。次の機会があれば頑張りたい」。4回からは左翼に入り、複数ポジションを守れることも示した。レギュラーシーズンは残り5試合。CSが控える中、アピールを一過性では終わらせない。



