青学大の最速154キロ右腕・鈴木泰成投手(3年=東海大菅生)が今秋初先発し、3安打リーグ初完封で駒大に先勝した。

チームのピンチを鈴木が救った。ここまで1戦目の先発を任されていたエースの中西聖輝投手(4年=智弁和歌山)がひじの炎症のため先発を回避。急きょ先発を任された鈴木は「任されたところで、堂々と投げられた」と、初回からストライク先行でリズム良く投げた。「ストレートを生かすための配球ができた。一番ストレートがよかった」。武器のフォークも「高さを間違えたのは1球だけ」と振り返る程、制球よく107球を投げきり「ゾーンの中で勝負できた。自分の持ち味を発揮できた。今日は合格点」と、笑みを浮かべた。

春は6試合に登板し、2勝を挙げ防御率1・19。すでに来年のドラフト上位候補と目される中、「前は1イニングを必死に抑えていた。少し余裕を持てるようになった」と、まだまだ成長を続ける。「先発するからには、相手の先発投手よりも先に失点しない、降板しない。その意地が出たと思います」。抑えでも、先発でも。今や鈴木は、青学大には欠かせない存在だ。

大学・社会人野球 : 日刊スポーツ