中日井上一樹監督(54)が24日、神宮球場を訪れドラフト1位で指名した青学大・中西聖輝投手(21)を視察した。東都大学野球秋季リーグで、この日の亜大に勝てば6連覇となる大一番に中2日で先発。見事に完封勝利を挙げた。

井上監督はネット裏から5回まで投球を見守った。「中2日で万全でない中でも、それだけ投げられるのはたいしたもの」と評価。映像で見てきた姿とのギャップはなく「試合巧者。いろいろ勝つチームの柱としてやってきたところを持っている。大事に育てなあかん」と、改めてその姿にほれ込んだ。

井上監督はさっそく「チームYD(ヤングドラゴンズ)」の一員に組み込んだ。「ヒロト(高橋宏)、ユメト(金丸)、草加、仲地、マツキ(松木平)、その中でみんな集めて『競争だぞ』って言ってやりたい。みんなライバルでありながらも引っ張ってほしい」と、ベテラン、中堅の力も認めながらも若竜たちで先発ローテーションを争ってほしいと力説。中西もしっかり計算に入れている。

中西は井上監督の視察について「トータルとしていい球はなかった。100点の投球ではなかった中、よかったと思います」と、本調子ではなかったことを認めながら「0」を並べしっかりアピールできたことを喜んだ。