競走馬のような力感で、阪神石井大智投手(28)がさらなる進化を誓った。阪神競馬場でのトークショーに参加。筋骨隆々な馬たちの走りを間近にして、感じ取ったことがあった。「専門的なことは分からないけれど、羽が生えているような感じ。力まないで、というのがめちゃくちゃよく見える」。
馬によってフォームも違う中、スムーズな走りに着目。レース内で見せていた「バネのある力感」は自身も目指すべきポイントのひとつだった。「筋肉の緊張状態と弛緩(しかん)状態というのがあって。弛緩状態が簡単に言ったら筋肉のバネが使いやすい状態。その状態でできるだけ投げたいというのはある」と明かした。
フォームの見直しは、自身の中でも今オフのテーマのひとつ。来季で6年目を迎え、自身の体の傾向も年々理解は深まっている。疲れたときに感覚が悪くなる部分なども熟知し、現在はセットポジションでの重心の位置などから再び見つめ直している。「今年は成績的にはよくできたけど、『こいつ打てねえな』と思わせられたかは疑問。『エグさ』というところをもっと求めていきたい」。
12日の契約更改では将来的なメジャー挑戦志向も明かした右腕。貪欲に進化を目指す。【波部俊之介】



