阪神は11日、育成の嶋村麟士朗捕手(22)と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は「128」から「85」に変更され、契約金1000万円、年俸420万円(金額は推定)。

四国IL高知から24年育成ドラフト2位で入団。オープン戦ではここまで8試合の出場で打率4割6分2厘とアピールを続けてきた。

高知商、四国IL高知の先輩にあたる阪神藤川球児監督(45)は「育成で入って年俸も頂いているところの、ほとんどの費用を野球道具に費やしてましたから。そういった部分がやっぱり野球に生きてくる」とここまでの地道な取り組みの一端を明かした。

「彼も元々目標も、話した時から高かったですから。やっぱりここ(支配下)に目標がないというところが抜けてくるんでしょうね」と高い志を持つ姿勢も評価していた。

嶋村麟士朗(しまむら・りんしろう)

◆生まれ 2003年(平15)7月13日、高知市出身。

◆球歴 潮江東小4年から潮江東スポーツ少年団で野球を始める。潮江中では軟式野球部に所属。選抜チームでは後に阪神入りする森木大智とバッテリーを組んだ。高知商では主に内外野手で、甲子園出場はなし。福井工大を中退し、22年8月に四国IL高知入団。23年に捕手でベストナインに選出。24年育成2位で阪神入団。

◆1年目から頭角 昨季はウエスタン・リーグで58試合に出場し打率2割6分6厘、1本塁打、22打点。

◆名前の由来 地元高知の幕末偉人・坂本龍馬の師匠でもあり、蒸気軍艦「咸臨丸(かんりんまる)」で太平洋横断を果たした勝海舟の通称「麟太郎(りんたろう)」にちなんだ。「母が龍馬好きなので」。

◆座右の銘 いつも通り。

◆好きなお笑い芸人 千鳥。

◆趣味 サウナ、自然を見ること。

◆サイズなど 177センチ、90キロ。右投げ左打ち。