4年目で自身初の開幕投手を務めた楽天荘司康誠投手(25)が、快投で今季初勝利を飾った。
オリックス打線を8回105球、4安打無四球無失点、9奪三振に封じ「達成感があります」。序盤に大量リードをもらった中での投球となった。「心の余裕というか、大胆にいっていいなっていう気持ちになるので、本当に野手陣の皆さんに感謝です」と振り返った。
初回から全開だった。1番宗を右飛、2番西川を空振り三振、3番太田を一直。2、3回も3者凡退に退け、4回1死から西川に初安打となる二塁打を許すも、後続は断った。
最速は155キロをマーク。カットボール、カーブ、フォークを交えて相手打線を翻弄(ほんろう)した。「真っすぐは良かったのかなと。しっかり差し込めて打ち取る場面が多かったので、それで他の球も生きてきた」と分析した。
プロ初完投&初完封は持ち越しとなったが「長いイニングを投げ切るところを大事にやりたいなと思ってるので、そういう機会があったらまたチャレンジしたい」と次回につなげる。
チームは10得点無失点と投打ともに好発進。開幕戦で2桁得点の完封勝利は94年巨人以来32年ぶりだ。さらに2リーグ制後に記録した過去3チームはいずれもリーグ優勝を果たした。「チームの団結というか、1つの目標として優勝したい気持ちはみんな持ってると思う」と荘司。吉兆データを味方に13年ぶりの頂点へけん引する。【山田愛斗】



