中日は7試合ぶりの白星を挙げ、連敗を「6」で止めた。借金も12に減らした。試合はシーソーゲームとなったが、最後は今季初のサヨナラ勝ちで制した。
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盛り塩の効果が早くも表れた。中日はヤクルトにサヨナラ勝ちし、連敗を「6」で止めた。7試合ぶりの白星で、借金も12に減らした。
試合は序盤から点の取り合い。先発柳は7回3失点と好投したが、同点の8回に2番手メヒアが勝ち越しソロを浴びた。井上一樹監督(54)は「多分きっとみんな『またか』ってよぎったと思うんだけど」と7連敗の悪夢が頭をよぎったことを明かした。それでも選手たちは誰1人諦めなていなかった。9回、4月にトレード加入した杉浦が移籍後3試合目の登板で3者凡退に抑え、流れを引き寄せた。その裏、先頭細川が左前打、代打川越が左越え二塁打を放ち、1死二、三塁の好機をつくった。ここで村松開人内野手(25)がヤクルト星の2球目のフォークをすくい上げ、右中間ウイング席へ3ラン。今季初のサヨナラ勝ちを決めた。「記憶がないです」と興奮気味にダイヤモンドを1周。歓喜のウオーターシャワーを気持ちよく浴びた。
地方開催だった巨人2連戦では精彩を欠く守備もあり、もちろん気にしていた。それでも「こういう勝ちを1個自信にして、明日からもまた準備していきたい」とすがすがしい表情で語る。明るい兆しの1勝にする。
◆盛り塩(もりしお)は塩を三角錐(すい)などの形に盛って玄関や部屋の隅に置く、古来から伝わる厄よけ、浄化の風習。邪気を払って良い運気を招き入れる効果があるとされ、特に人が出入りする玄関、トイレ、キッチンなどに置くのが一般的。プロ野球でも連敗続きのチームなどが必勝を願って置くケースがみられる。



