3連敗中の中日が2ケタ安打で6日ぶりの白星を飾った。初回は約14分間、打者一巡の猛攻で4点を先制。ひげを蓄えた「マスター」こと5番一塁の阿部寿樹内野手(36)は4打数4安打をマークした。
初回に1番村松開人内野手(25)が広島栗林から左前打で口火を切った。2死一、二塁とし、阿部が初球を右前に運んで先制。6番石伊も右前へ連続適時打。さらに2死満塁と攻め立て、8番鵜飼が下手投げの2番手鈴木から中越え適時二塁打で一挙4点を奪った。
チームに今季復帰したベテランは、右に左に大暴れした。阿部は初回の右前適時打のあとは、左、右、左と安打を重ねていった。「タイミングと、ボールをちゃんと見ることです」と照れ笑いを浮かべた。昨季まで楽天に在籍し4年ぶりに古巣に復帰。今季初の猛打賞を記録した。
打線は5番から8番の4人から適時打が生まれた。井上一樹監督(54)は、「スタメンで出ればだいたい4打席ある。1本のヒットがどこで打てるかが重要。今気分が上がっているのを(下位打線の)選手たちに続けてほしい」。仕切り直しを任された選手たちが、しっかりバットで得点につないだ。【中島麗】



