阪神が3本のアーチで敵地で連勝し、1試合を残して5月の月間勝ち越しを決めた。
初回2死から3番佐藤輝明内野手(27)が先制14号ソロ。1-1に追いつかれた3回には、森下翔太外野手(25)が、勝ち越しの13号2ラン。さらに続く5回2死で、左中間スタンド上段まで届ける14号ソロを放った。
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森下にとってZOZOマリンは十八番の舞台かもしれない。2打席連発の1発目は弾丸ライナー。打球角度は約21度の低弾道だった。同球場は特有の風が吹き、この低弾道の打球が伸びる傾向にある。
東京湾側のバックスクリーンからホーム方向に風が吹き、この風はバックネット裏で跳ね返って一転、ホーム付近では追い風に変わる。高い弾道なら上空は逆風も、低弾道なら伸びていくといわれている。森下は常々「あんまり自分は打球角度が出にくい」と話していたが、ZOZOマリンなら話は別。自慢の打球速度も「追い風」になる。
現に2回表、ドラフト1位立石が放った左翼への大飛球は、上空で風に押し戻されていた。左翼手の井上は一度フェンス際まで後退。左翼スタンドの虎党も大歓声をあげていたが、打球の落下とともに井上はみるみる前へ。最後は間一髪で捕球成功するという場面があった。
この日は試合開始直後から風速8メートル前後の風。球団旗もホーム側に強くなびいていた。交流戦で2年に一度しか訪れないが、浮上のきっかけになれば最高の形。31日のカード最終戦も森下に期待だ。【只松憲】



