阪神嶋村麟士朗捕手(22)がまた代打の仕事をやってのけた。3点を追う5回2死二塁で登場。「数少ない打席なので。本当にがむしゃらに食らいついた結果です」。西武平良の2球目、外角変化球をバットの先に当て、体勢を崩しながら中前に運んだ。

チームは5月28日の日本ハム戦(甲子園)の初回以来、49イニングぶりの適時打(本塁打を除く)。試合前時点で8試合に登板して防御率0・68の右腕から快音を響かせた。

これで代打成績は17打数7安打の打率4割1分2厘。3月に支配下登録を勝ち取り、勝負強い打撃で存在感を放っている。「チャンスだからとかではなくて、本当にがむしゃらですね」。プロ初タイムリーを放った5月10日DeNA戦(甲子園)でもチーム51イニングぶり適時打を決めており、再び“ストッパー”となった。

チームの流れを変える1打にも「任されたことをやっていくだけ。野球がどんどんうまくなっていくように日々やっているだけなので」と謙虚。6回からは捕手として3投手をリードし、「下積みと言いますか、自分ができることをどんどんやっていけば、またいい結果につながるかな」とうなずいた。【村松万里子】

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