敗戦を経て、さらに強くなる-。第75回全日本大学野球選手権記念大会は、関大(関西学生)の54年ぶり優勝で幕を閉じた。連覇を目指した東北福祉大(仙台6大学)は4強、富士大(北東北)は8強、東日本国際大(南東北)は16強に終わった。今秋ドラフト候補に挙がる主力たちは収穫もあれば、課題にも直面。さらなる高みを目指し、ラストシーズンに向かう。
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富士大の日本一への夢は、準々決勝で消えた。それでも、最速153キロ右腕の角田楓斗投手(4年=東奥義塾)がスカウト陣の目を釘付けにした。2試合に先発し、計12回で22奪三振3失点。これまで意識してきた「奪三振率」は、9イニング換算で16・5個を奪った計算だ。2-3と惜敗した準々決勝では、戦国東都を制した国学院大打線から8三振を奪い、4回まで無安打に封じた。「全国の場でも通用したので、自信を持ちたいです」と話した。
今後は完成度を求める。「自分の投球をすれば『打たれない』という感覚はあるんですけど、まだまだ自滅というか、フォアボールが多いので改善していきたい」と、今大会での計8四死球を課題に挙げた。「プロで活躍するのが一番の目標です。そのためにも、まずはドラフト1位という目標を持ってやっていきたい」と力を込めた。



