西武隅田知一郎投手(26)が3安打完封で、前夜のサヨナラ負けの重さを消した。「なるべく連投は避けてほしいので、そこが先発投手の仕事だと思ってます」。19日はリリーフ6人が登板した末、ミスも相次いでの敗戦。今季2度目の完封勝利でさわやかにその余韻を消してみせた。

3回まで25球、6回まで65球、マダックス(99球以下完封)を狙えたほどのペース。体も軽い。8回2死一塁、この日105球目。オリックス来田の詰まった前方へのゴロに猛然と駆け寄り、軽やかにアウトにしたのが象徴的だ。「強気に最後まで攻めることができたと思います」。本人は「尻上がり」と表現したが、心身ともに充実して大きな仕事を終えた。

首位にいる。交流戦Vも甲子園で感慨深げに見届けた。追われる立場。「追われるのは初めてなので楽しんでやりたいなと。責任もより強いと思うので、そこにしっかり応えていきたいです」。勝ち頭の高橋光が乱れ、オリックスに勢いづく勝ち方を許し、3連敗のリスクさえあったが、そこで防波堤になれる頼もしき

左腕エース。開幕から5戦で1度しかQS(6投球回以上、自責点3以内)を記録できなかったが、これで7連続QSと尻上がりだ。

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