楽天が終盤に驚異の粘りを見せ、吉井理人新監督(61)体制で初勝利を飾った。就任3戦目、東京ドームでの主催試合で首位西武を延長12回に競り落とした。連敗を5で止め、18年以来8年ぶりの借金20到達を回避した。

引き分けまであと1人の延長12回2死一塁。代走の小深田大翔内野手(30)が二盗。黒川史陽内野手(25)が、上田のスプリットを左翼へ運ぶサヨナラ打を放った。「もうあの場面で決められないと、この先の野球人生はないというぐらいの気持ちで入りました」と振り返った。

3点を追う7回の攻撃から意地を見せた。1死一、二塁から1番佐藤直樹外野手(27)が中前適時打、2死満塁から4番カーソン・マッカスカー外野手(28)が同点の2点適時打。なお2死一、二塁で5番渡辺佳明内野手(29)が一時勝ち越しの右前適時打とたたみかけた。

再び勝ち越されたが、延長11回1死から浅村栄斗内野手(35)が中越えの同点6号ソロ。チームをよみがえらせた。

先発の早川隆久投手(27)は4勝目はならなかったが、7回4安打4失点(自責2)と粘投。延長12回から登板した2年目の中込陽翔投手(24)が3者凡退に抑え、プロ初勝利を挙げた。指揮官からウイニングボールを受け取った右腕は「すごくうれしい」と初々しく話した。

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