広島が今季ワースト12失点で完敗し、今季2度目の対阪神のカード勝ち越しを逃した。

中盤までは互角だった。初回、先発の岡本駿投手(24)が阪神森下に2ランを浴び、2点を先行された。その裏、菊池涼介内野手(36)の犠飛で1点差に迫り、2回に佐々木泰内野手(24)の3号ソロで追いついた。さらに4回、石原貴規捕手(28)が勝ち越し打。だが岡本が6回、佐藤にソロを浴び、追いつかれた。

明暗が分かれたのは7回だ。岡本が1死一、二塁のピンチを残して降板。救援した高太一投手(24)がつかまり、一気に流れは阪神に傾いた。月間4勝を逃した岡本は「1発があるバッターに甘い球を打たれたので、本当に悔しいピッチングでした」と自身初の1試合2被弾にがく然。今季無敗の高橋から味方打線が3得点と食らいついただけに「すごく守りたかったんですけど」と悔やんだ。

新井貴浩監督(49)は「最後こういう結果、試合になって申し訳ないです」とくちびるをかみしめた。前日27日の阪神戦で3者連続三振と圧巻の投球で流れを変え、勝ちに貢献したフレディ・ターノック投手(27)が「右股関節痛」で出場選手登録を抹消された。救援陣の再編が、急務になった。【堀まどか】

▽広島高(同点の7回1死一、二塁で救援も、中野、森下に適時打浴びて勝ち越される)「ここ最近、あまりにも僕のせいで負ける試合が目立ち過ぎている。負け投手にしちゃった岡本には申し訳ない気持ちでいっぱい」

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