楽天先発の前田健太投手(38)が移籍後最長の8回3分の2、105球を投げ、5安打1失点と好投。4-0の9回1死一、三塁で投ゴロの間に1点を失い、12年ぶりの完封を逃したものの、6月25日西武戦の移籍後初勝利から2連勝で、NPB通算99勝目を挙げた。

前田は1失点の直後、完投まであと1アウトで降板。代わった藤平が2死二塁から4番レイエスを遊ゴロに仕留めると、満面の笑みを浮かべてチームメートを出迎えた。

お立ち台のヒーローインタビューでは、苦笑いで始まった。開口一番、「すみませんでした。本当に完封できなくて、すみません」と平謝り。「ファンの人の声援ですごく気持ちも熱くなりましたし、0に抑えられればベストだったんですけど、チームが勝てたので良かったことにしましょう。はい、すみません」と控えめに喜んだ。

それでも、今季最長イニングの熱投には「いいピッチングだったと思うんですけど、やっぱり長いイニングを投げることは先発ピッチャーとして大切」と納得の表情。一方で「簡単に完封させてもらえないということは、まだまだ僕も成長できる。次の機会に、できればホームでもう1回、9回のマウンドに上がれるように努力したいなと思います」と、“リベンジ”の完封再挑戦を誓った。

そして最後は恒例「マエケン画伯」の顔に。「絵を描いてきました。9回までマウンドにいたので、サーッと書いちゃってあれなんですけど、今日はなかし(中島)もいます」と白地のTシャツを掲げ、先制打の中島大輔外野手(25)と自身が並ぶ自筆イラストを披露。スタンドを再び沸かせ、「今日も熱い声援をありがとうございました。楽天イーグルス最高!」と絶叫し、インタビューを締めた。 チームは日本ハムに連勝で、カード勝ち越しを決めた。3回無死一、二塁から中島大輔外野手(25)が右越えに先制の二塁打。なおも1死二、三塁から辰己涼介外野手(29)が左犠飛で追加点を挙げた。7回1死一、三塁からは中島がスクイズを成功させ、この日2打点とした。8回2死一、三塁からは平良竜哉内野手(27)が左中間に適時二塁打を放ち、リードを4点とした。

【楽天】前田健太が連勝でNPB99勝 日本ハムにカード勝ち越し 中島大輔が先制打含む2打点>>