ロッテ角中勝也外野手(39)が今季限りで現役引退することが19日、分かった。数日前に、球団に意思を伝えた。首位打者に2度、最多安打に1度、輝いた希代のバットマンがユニホームを脱ぐ。20日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)のあと、自らの口でファンに報告する。
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ロッテ角中は“発明家”だ。代名詞ともなった「ノーステップ打法」は2度の首位打者という結果につながった。追い込まれるまでは右足を上げ、追い込まれたら重心を落とし足を上げない。打法を極端に変えるスタイルは画期的だった。「ノーステップに関しては、自分で思いついたんですが、今までの指導者から教えてもらったものを引き出しにして、ミックスしてやってましたね」。工夫を重ねながら挑んだ野球人生だった。
10年以上前に「10年契約&年俸の後払い」を球団に提案したことがあった。税金の額が変わってしまうため、日本の法律ではできないと、当時の球団首脳に断られてしまったが、ドジャース大谷の今の契約のようなことをずっと以前に考えていた。思考は柔軟で先進的。独立リーグからのパイオニアらしい精神の持ち主だ。【14年ロッテ担当=竹内智信】
◆角中勝也(かくなか・かつや)1987年(昭62)5月25日生まれ、石川県出身。日本航空二から四国IL高知を経て06年大学・社会人ドラフト7巡目でロッテ入団。07年7月24日ソフトバンク戦でプロ初出場。12、16年に首位打者とベストナイン。12、15、16年球宴出場。16年オフに背番号を61から3へ変更した。13年WBCで日本代表入り。独立リーグ出身として最初の安打、本塁打を放ち、初めてのタイトルも獲得。代表入りを果たした初めての選手にもなるなど、道を切り開いた。180センチ、85キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸6000万円。



