巨人竹丸和幸投手(24)が地元広島での初凱旋(がいせん)登板で快投した。3回8失点だった8月15日中日戦(バンテリンドームナゴヤ)以来、3週間ぶりの1軍登板。3回無失点の2軍戦から中6日とコンディション調整で登板間隔を空けた効果が抜群だった。
1回、広島中村奨に三塁打を浴び無死三塁のピンチを迎えるも、大盛、モンテロ、坂倉を3者連続三振で脱した。2回以降も力強い直球と、カットボール、スライダー、チェンジアップを軸に三振の山を築いた。先発9人中8人から三振を奪う快投。6回103球2安打無失点、10奪三振と広島打線を寄せ付けなかった。今季5度目の2ケタ奪三振は、両リーグ通じて最多。ルーキーでの2ケタ奪三振が5試合目は07年楽天田中将大以来、巨人では03年木佐貫(6試合)以来、球団では2人目となった。
橋上秀樹監督代行(60)は「しっかりコンディション調整のために日数を空けて調整してくれたたまものだと思います」とコーチ陣のコンディション管理を評価。試合のなかったマジック18の阪神を相手に残り21試合で4・5ゲーム差に迫った。【小早川宗一郎】
▼巨人のルーキー竹丸が10三振を奪って9勝目を挙げた。これで竹丸の2桁奪三振は5度目となり、新人で2桁奪三振を5度以上記録したのは07年田中(楽天=5度)以来15人目。巨人の新人では13年菅野の4度を上回り、03年に6度マークした木佐貫以来、23年ぶり2人目になる。また、巨人の新人で9勝以上は15年高木勇(9勝10敗)以来で、左腕では39年中尾12勝5敗、00年高橋尚9勝6敗に次いで3人目。



